パスタの色

黄色、緑、オレンジ…

 

パスタの色は案外カラフルです。

調べてみたところ、パスタの色は自然の色づけがされているものがあるみたい。
主な三色はイタリアンカラーの緑、白、赤。(白は小麦と混ざって黄色、赤はオレンジに見えますが。)

「トリカラー」と呼ばれるそうです。

 

イタリアなので緑、白、赤の3つの色ですが、

ドイツのトリカラーは黒、赤、黄。

フランスは青、白、赤…。

 

イタリアンカラーからパスタの色が作られたなら、もし違う国でパスタが産まれていたらパスタはもっとカラフルだったのかもしれませんね。例えばドイツの黒。その問題はイカスミで解決しましょう。次はフランスの青!

 

……どうしましょうか。

そもそも、青色の食品ってあまりないんですよね。自然界にそれほど存在しない。

その上、食欲が湧かない色なんですよね、青って。食欲抑制色。その青を利用したダイエット法もあるほど、色の効果は絶大のようです。

 

青…。難解ですね。

綺麗な色なんですけどね。包装、食器なんかには最適なんです。鮮やかな青は清潔感があって、物を爽やかに見せてくれます。深みのある青、紺などは高級感、落ち着いた静かな印象を与えてくれます。

私は一番好きな色ですよ。

 

話は逸れましたが、青っていう色は食品には向かない色なんですね。

美食の国イタリア。その国旗には、青が使われていません。これは、昔から食に強い関心をもっていたイタリアが、敢えて青を使うことを避けたからなのではないでしょうか。というよりも、美食の国を目指した誰かが、わざと国旗に青を使うことを避けた。

青が使われている国フランスも、勿論美食の宝庫です。でも(あくまで個人的な意見ですが)フランスは美食<ファッションのイメージが強いですよね。これはフランスが食より芸術を追い求めたということの表れかもしれません。

 

憶測が過ぎました。笑

でも色が本当にそのくらいパワーをもつのなら、国旗がもつ色はその国民性を表しているのかも知れないですね。

 

勿論、国旗が出来たのが先か、生活様式の多能化が先か、なんて話は私の知るところではありませんが。笑

でももし色が生活様式を造り上げたなら、言うなれば、それは最早 色の支配。衣食住すべてに色は関わってきます。風景、建物、そこにいる人。その全部に影響を与える「色」は、大きく美しい侵略者ですね。